国際取引・紛争解決

日本企業の海外進出に伴い、必然的に国際的な取引案件のニーズは増大しますし、国際的な訴訟への対応も必要となります。当事務所は、大手グローバル・ファームでの経験を有する弁護士によって開設された事務所であり、国際的な取引・紛争解決案件に強みを有しています。

国際取引の分野では、英文契約の作成・レビューはもちろん、海外の企業との間の英語での契約交渉においても日本企業をサポートします。契約交渉の段階から弁護士が関与することで、法的論点にも対応しつつ、円滑かつ効率的に交渉を進めるための付加価値を提供することを目指しています。

国際訴訟に関しては、日本企業が外国の裁判所で原告として訴訟提起する場合はもちろん、訴訟提起を受けることで、被告として対応する必要が生じる場合もあります。例えば、特許の分野では、グローバル・ポートフォリオ・ライセンス交渉の過程で、各国で提起される平行訴訟が提起されることがあります。このような事例では、各国の専門家と連携しつつ、案件全体を矛盾なくマネジメントすることも必要となります。

このような事案では、海外の専門家と連携しつつ、訴訟案件全体を矛盾なくマネジメントする必要がありますが、言語の問題、法制度の相違あるいは文化の相違によって、海外とのコミュニケーションを含む案件マネジメントに課題が生じる場合があります。中でも、米国訴訟では、ディスカバリや陪審トライアルといった、日本の裁判制度とは大きく異なる手続きが準備されています。効果的に米国訴訟案件をマネジメントするには、このような裁判制度の相違を十分に理解する必要があります。

当事務所では、このような言語、裁判制度や文化の相違を踏まえ、国際訴訟において日本企業の皆様をサポートいたします。