2026年、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
日頃より荒木法律事務所(AIL)に格別のご信頼とご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
2026年は、当事務所の創業5周年を迎えるとともに、AIと知的財産をめぐる法務環境が大きく転換する年と位置付けています。
IP×クロスボーダー×AI:2026年の注力領域
当事務所は、創業以来、「世界で輝く日本の企業と人を応援する」ことをビジョンに掲げ、知的財産・テクノロジー分野を軸として、クロスボーダー取引、コラボレーションスキームの設計、AIをめぐる社内ガバナンスの構築等に取り組んでまいりました。
2025年は、企業様とのコラボレーションが本格化するとともに、ガバナンスや新規スキーム構築といった高付加価値型案件への関与が広がり、マーケットでの信頼関係の深化を実感する一年となりました。また、AIプラクティスを通じ、AIの社内活用に向けたルール整備や、AI活用サービス立ち上げに伴うリスクマネジメント業務にも本格的に取り組みました。
知財・テクノロジー分野は、創業以来の積み重ねを背景に、今後も堅実な成長が見込まれる領域です。2026年も、引き続き、「知財×クロスボーダー」「知財×コラボレーション」を軸に、AILならではの専門性を磨いてまいります。
AIリスクマネジメントプラクティスへの投資強化
2026年はこれに加え、AI活用を巡る不確実な経営判断に、より密に伴走するため、AIリスクマネジメント分野への投資を拡大します。特に、EU AI Actの適用が本格化する2026年は、多くの日本企業にとって具体的な対応が求められる重要な年となります。外部顧問や海外連携先との協働を通じ、日本企業をタイムリーに支援できる体制を強化してまいります。
AILコアバリューを基礎とする組織基盤の強化
また、2025年は、成長のスピードを一時的に落とし、当事務所が大切にしたい価値を明確化するとともに、組織基盤の構築に注力した一年でした。重要な経営判断に直面するプロセスを通じ、失うものもあるなかで、AILでは以下のコアバリューを策定いたしました。
【AILのコアバリュー】
Integrity(誠実):正直・透明性・責任をもって行動し、長期的な信頼を築く
Ethics(倫理):良心と勇気をもって、クライアントにとって本当に価値ある判断を共に考える
Professionalism(専門性):高い専門性と矜持をもって、精緻で質の高い助言を行う
Collaboration(協働):互いを尊重し、知見を共有し、フィードバックを受け入れる
Partnership(伴走):クライアントのビジネスに深く寄り添い、目標達成を法務で支える
Innovation & Growth(革新と成長):新しい価値を創造し、学び続け、次世代へ理念を継承する
組織としての価値観を明確にするプロセスは、決して容易なものではありませんでしたが、結果として、AILは、価値観を共有できるより純度の高い組織として再構築され、より強く進化するとともに、マーケットで永続する組織としてのアイデンティティを築くことができたと自負しています。また、コアバリューを基盤として、創業者がボトルネックとなりかねない体制から脱却するため、業務の標準化にも取り組んでまいりました。
2026年は、引き続き組織としての基盤づくりに着実に取り組む方針です。チームや社外パートナーの連携強化やAIの活用等も含め、クライアントの皆様にチームで安定的なサービスを提供できるよう、AILのビジョンとバリューを起点として、「AILクオリティ」を組織として共有・承継する仕組みづくりに尽力してまいります。
創業5周年に向けて
2026年は、当事務所にとって創業5周年という節目の年です。
これまでの歩みで得た学びを基礎として、「世界で輝く日本の企業と人を応援する」というビジョンに立脚し、クライアントの皆様のビジネスを推進する「攻め」のサービスを提供するべく、チーム一丸となって尽力してまいります。
本年も、ご指導ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
2026年1月6日
荒木法律事務所(Araki International IP&Law)
代表 弁護士・カリフォルニア州弁護士・弁理士 荒木昭子