荒木法律事務所(Araki International IP&Law)は、昨年、事務所開設2周年を迎えました。
当事務所は、2021年夏に、「日本の人、企業、テクノロジーを世界で輝かせる」というビジョンを掲げ、日本のリーガル・マーケットで新しいクロス・ボーダー領域のフルサービスファームを創るべく、始動いたしました。
昨年は、皆様のご支援のおかげで、このビジョンの実現に向けた基礎を固める重要な一年となりました。厚くお礼申し上げます。
まず、昨年、プラクティスにおいては、代表パートナー荒木昭子が専門とする知的財産(IP)の分野で、アウトバウンドのクロス・ボーダーIP案件を多数手がけました。具体的には、大規模なグローバル特許ポートフォリオライセンスその他の特許取引や、複数法域にかかわる紛争解決案件において、日本企業様を代理する機会をいただきました。このような実績は、海外メディアのランキングにおいて高く評価いただきました。また、IP領域以外においても、IT、テクノロジー、規制、労務、紛争解決等の分野において、クライアントの皆様をサポートする機会をいただきました。
また、昨年は、クライアントの皆様に長期的に安定的なサービスをご提供することを目指し、組織の構築にも取り組んでまいりました。具体的には、組織としての理念と行動指針をチーム内に浸透させる取り組みを行うとともに、スタッフチームと連携し所内のオペレーションを標準化しました。さらに、弁護士その他の専門家人材の採用にも真摯に取り組みました。
以上の昨年における基礎固めをもとに、本年は、さらなる飛躍の一年としたいと考えております。
まず、本年は、弊所の主要業務であるIP領域の専門性をさらに磨き、クライアントの皆様により質の高いサービスを提供できるように取り組んでまいります。とりわけ、知的財産関連取引、標準必須特許(SEP)及び米国特許法領域において、マーケットにおける様々なご期待に応えることができるよう、研鑽を積んでまいります。
また、本年は、昨年に引き続き組織基盤の強化に取り組むとともに、プラクティスの質及びチームの一体性を重視しつつ、緩やかな人員拡張を計画しております。これにより、所内におけるナレッジの共有及びコラボレーションを推進し、クロス・ボーダー領域のフルサービスファームとして、プラクティスのさらなる拡張にも取り組んでまいります。
荒木法律事務所は、世界で輝く日本の企業、人を応援し、皆様の夢を叶えるプラットフォームとして、日本の、そして世界のマーケットで貢献できる存在であり続けられるよう、これからもチーム一丸となって精進してまいります。
本年も、ご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
2024年1月9日
荒木法律事務所(Araki International IP&Law)
代表パートナー
弁護士・カリフォルニア州弁護士・弁理士 荒木昭子